バレンタインに聴きたい曲No.1。ミュージカル「ベイブス・イン・アームス」で発表され、その後もマイルス・デイヴィスやチェット・ベイカーといった有名プレイヤーがカバー。ジャズのスタンダード・ナンバーとして愛される曲。
基本情報
曲名 | My Funny Valentine(マイ・ファニー・ヴァレンタイン) |
発表年 | 1937年 |
作曲・作詞 | リチャード・ロジャース・ロレンツ・ハート |
歌詞 | あり |
カバーアーティスト | マイルス・デイヴィス、チェット・ベイカー、フランク・シナトラ等 |
挿入作品 | ベイブス・イン・アームス(ミュージカル)、ブルーに生まれついて(映画) |
曲にまつわるストーリー
バレンタインではなくヴァレンタイン?
題名からして、バレンタインのために作られた曲と思われがちですが、実はブロードウェイ・ミュージカル「ベイブス・イン・アームス」の主人公がさえないボーイフレンド、ヴァレンタイン(通称:ヴァル)への愛を綴った女の子の歌。歌詞の中でも、ヴァルの欠点を散々からかいつつ、最後には愛の言葉が並ぶ。
歌詞
原曲
My funny Valentine, sweet comic Valentine
You make me smile with my heart
Your looks are laughable
Unphotographable
Yet you’re my favorite work of art
Is your figure less than Greek?
Is your mouth a little weak?
When you open it to speak
Are you smiling?
But don’t change a hair for me
Not if you care for me
Stay little Valentine, stay
Each day is Valentine’s Day
日本語訳
私のおかしなヴァレンタイン
愛しい、滑稽なヴァレンタイン
あなたは私を、心から笑顔にしてくれる
あなたの見た目は滑稽だし
とても写真向きとはいえない姿
でも、私の最高にお気に入りの芸術作品なのよ
ギリシャ彫刻には劣っているし、
口下手だと思うこともあるわ
その口を開いて話すとき
スマートなことはいえないでしょう?
でも、私のために髪一本変えたらだめよ
私のことを気にかけないで
あなたがそのままでいてくれたら、
それだけで、毎日がバレンタインデーなんだから