ジャズ喫茶って?
ジャズ喫茶とは、ジャズを聴くための喫茶店です。基本的には、ジャズのレコードを自宅では揃えることが困難なオーディオ装置を通した上質な音響で聴くことができ、場所によっては生演奏をすることもあるのだとか。
音楽を聴くための場所なので「私語厳禁」というマナーがあると言われていますが、そういったお店は今では極稀。といっても音楽を聴くための場なので、会話をするとしても小さな声で。他のお客様の迷惑になるようなことはしないこと。そういった最低限のことだけ気をつけることができればOKです。この記事では、東京のジャズ喫茶の中でも抑えておくべき老舗店をご紹介します。
いーぐる(四谷)
1967年創業の老舗ジャズ喫茶。新宿通り沿いの小さな階段を降りて店内に入るとジャズの音が。ジャズファンのための情報発信にも力を入れて、音楽関連のいろいろな方を招いて行う「いーぐる連続講演」や亭主自身が朝日カルチャーセンターの講座を行うことも。一度はいっておきたいジャズ喫茶。
店舗名 | いーぐる |
住所 | 東京都新宿四谷1-8 |
最寄り駅 | 四ツ谷駅 |
営業時間 | 平日 11:30~23:40(金曜のみ23:50まで) 土 14:00~23:40 朝日カルチャーセンター開講日に限り 15:30~23:40日・祝日 休業 |
公式サイト | http://www.jazz-eagle.com/ |
SNS・ブログ | Twitter 、オーナー後藤さんのブログ |
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DUG(新宿)
村上春樹さんや和田誠氏さんといった文化人も通ったというジャズ喫茶の名店。
音楽をメインで楽しむ敷居の高いジャズ喫茶を思っていくと少し拍子抜けかも。DUGの店内は活気に溢れ、現代的なアートアイテムと古くからのインテリアや本が混在する歴史も今も感じられるお店。
店舗名 | DUG(ダグ) |
住所 | 東京都新宿区新宿3-15-12 |
最寄り駅 | 新宿駅、新宿三丁目駅、西新宿駅 |
営業時間 | 平日・土 12:00~翌2:00(18:30からはバータイム) 日・祝日 12:00~23:30 いずれも18:30以降がバータイム |
公式サイト | http://www.dug.co.jp/ |
SNS・ブログ | |
オーナーインタビュー記事 | 50年以上の歴史を誇るジャズ喫茶の名店! 新宿「DUG」オーナー中平穂積さんに聞く「カルチャーの集合地が育つまで」(Greenz.jp) |
ナルシス(新宿)
1978年から新宿歌舞伎町の雑居ビルで続いてきたジャズ喫茶ナルシス。
階段で2Fに登り、ドアを開けるとそこは異次元。それまでのガヤガヤ、ギラギラとした歌舞伎町から一転、長年この城を守ってきたママが温かく迎えてくれます。耳に飛び込むジャズの音色と、少しのタバコの香りが懐かしい。とても魅力的で、何度も立ち寄りたくなるお店です。
もし席を選べるなら、外の音が漏れる窓際以外がおすすめ。トイレは今どき珍しい和式なので覚悟して。
店舗名 | ナルシス |
住所 | 東京都新宿区歌舞伎町1-13-6 Y.Oビル 2F |
最寄り駅 | 西武新宿線 西武新宿駅 (徒歩3分) 東京メトロ丸ノ内線 新宿駅(徒歩4分) JR 新宿駅(徒歩6分) 都営地下鉄大江戸線 新宿西口駅(徒歩7分) |
営業時間 | 17:00〜24:00
日曜定休日 |
公式サイト | なし |
SNS・ブログ | なし |
オーナーインタビュー記事 | なし |
閉店してしまった名店たち
少しでも長い時間、ジャズファンの記憶に残り続ければいいなという願いとともに名前だけ紹介させていただきます。
・ジャズ喫茶メグ(吉祥寺)2018年2月閉店 ・メアリージェーン(銀座)2018年10月閉店 ・マイルストーン(高田馬場)2019年7月閉店