ジャズ・ドラマー、アート・ブレイキー率いるジャズ・メッセンジャーズが発表した、ジャズのアドリブの面白さをわかりやすく、そしてファンキーに教えてくれる有名なジャズナンバー。「タッタ・タラララ タッター」ではじまる有名な主題はジャズを好む誰もが愛し、その後に続く即興で演奏者は自分を表現する。セッション参加を目指すなら、ひとまず覚えておきたい曲。
基本情報
曲名 | Moanin’(モーニン) |
発表年 | 1958年 |
作曲・作詞 | 作曲:ボビー・ティモンズ |
歌詞 | 公式なものはなし |
カバーアーティスト | アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ (オリジナル) |
挿入作品 | CM、番組BGM等多数 |
曲にまつわるストーリー
日本でファンキー・ジャズ・ブームは昭和30年代。そのきっかけを作ったのが、1961年のアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズの来日でした。ジャズ評論家の故・油井正一氏を借りると「蕎麦屋の出前持ちも《モーニン》を口ずさんだ」のがその当時。ジャズとは縁のなさそうな人の間でも、モーニンが知られ、愛されていたことがわかります。
曲を聴く
アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ(インスト)
本家本元のモーニン。ブルーノートのアルバム内でも人気の高い4000番代のアルバムに収録。
チャールス・ミンガス(インスト)
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