Walkin’(ウォーキン/ウォルキン)-歩行ペースはみんな違ってみんないい。

Walkin’(ウォーキン/ウォルキン)-歩行ペースはみんな違ってみんないい。

Walkin’(ウォーキン)を発表したマイルス・デイヴィスの演奏は、冒頭、大きな男性のゆっくりとした歩行を表現しているような管楽器のメロディから始まる。作曲者のリチャード・カーペンター(カーペンターズとは名前以外に縁もゆかりもなし)は、図体の大きい、腕っぷしの強い男性だったというから、作曲者本人の歩みだろうか。一曲の中で歩くペースがどんどん変わり、演奏者によって軽快になったりゆったりしたり、ペースの違う歩みが面白い古典ジャズのスタンダード。

基本情報

曲名 Walkin’(ウォーキン/ウォルキン)
発表年 1954年
作曲・作詞 リチャード・カーペンター

※テナーサックス奏者、ジーン・アモンズのオリジナル曲”Gravy(グレイヴィー)”が原曲という通説あり

歌詞 なし
演奏アーティスト マイルス・デイヴィス、
挿入作品
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曲にまつわるストーリー

作曲家がいくつも浮上するWalkin’。原曲だという説のあるGravy(グレイヴィー)はたしかにメロディそのままだった。

曲を聴く

マイルス・デイヴィス(インスト)

ハービー・ハンコック&ロン・カーター&ビリー・コブハム(インスト)

参考:原曲説のあるGravy(グレイヴィー) ジーン・アモンズ

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